新築工事も終了間近、いよいよ引渡し前の「竣工の立会い検査」という段階です。
ここでは施工業者の責任者の立会いの下、あなたと家族が揃って細部にまでわたる徹底的な仕上がり具合のチェックを行います。
このときに問題点を見っけて直しを業者に要求することを「ダメ出し」、それに対応して業者が補修工事をすることを「ダメ直し」「ダメエ事」などと呼びます。
たっぷり時間をとって(可能なら丸1日をかけるCらいの余裕をもって)、隅から隅まで点検しましょう。
これをキチンとやっておかないと、たとえば床や壁の傷、クロスの汚れや剥がれ、設備の不具合など入居してすじに触れたり使ったりするところの欠点は、あなたが入居した後で生じたものとされる可能性があるからです。
隠れたキズなら瑕疵として施工業者の責任で修繕させることができます。
しかし、見て確認できる部分については「最初からあった」「後からそうなった」の水掛け論になることが多く、結局は自分で費用を負担して修繕する羽目にーーなどということになりかねないのです。
したがって、このチェックは注文住宅だけでなく、建売り住宅あるいは新築マンションでも同様に、細大もらさず行うことが大事です。
「設計図どおりに施工されているか」「変更部分は要望どおりか」に始まって、「後片付けはきちんとしているか」まで、チェック項目は極めて多岐にわたります。
主な項目を表にまとめてみましました。
また、その中でも重要なチェックポイントとその方法を「73」項以下で述べています。
それを参考に徹底チェックを励行しましょう。
なお、項を設けて取り上げてはいませんが、建物内外の整地・清掃・端材処分などもチェック項目として重要な部分です。
天丼裏や床下に端材が放りっぱなしなどというのは、現場の監督がきちんとしていなかった証拠。
こんな状態ならどこか他のところにも難点があるかもしれません。
これは懐中電灯を使って点検孔や換気孔から中を覗いてみればすぐにわかります。
必ず実行することをお薦めします。